リケジョライダー俺たんです.
肌断食ってスキンケアをやめるだけだと思っていませんか?
それだけでは肌断食は行き詰ってしまうかも...
今日は肌断食と切っても切れない関係「洗顔料」のお話です.
前回のお話
前回は,
化粧品に含まれる成分が肌に悪影響を及ぼしているかもしれないから,化粧品ジプシーにならず肌に悪影響のありそうな成分を探すため,肌断食をしましょう.
という話をしました.
前回のお話はこちら↓
突然すべての化粧品をやめてしまったら肌への刺激が大きすぎるので,まずは肌に乗っている時間の少ない「洗い流すもの」を成分が少ないものに変えましょう,というお話でした.
今日は具体的にその「洗い流すもの」を変えていきます.
具体的には,洗顔料を「純石鹸」に置き換えます.
洗顔料を「純石鹸」に置き換えて肌に触れる成分を減らそう
洗顔料にも,たくさんの添加物や美容成分が含まれています.
気になる方は,自分の使っているものの成分表示を見てみてください.
たくさんの成分が書かれていると思います.
たとえばこれ.
敏感肌用で有名なCurelの洗顔料です(Curelの商品は俺もお世話になっています).
弱酸性でアレルギーテスト済みですので肌に優しいことが売りの商品です.
無香料・無着色なので無添加と言っても大丈夫な商品です.
しかしこの洗顔料を構成している成分量は結構多いです.
コピペしますのでざっと見てみてください.
グリチルリチン酸2K、精製水、グリセリン、ラウロイルアスパラギン酸Na液、マルチトール、ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、PG、PEG6000、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na、ステアリン酸POEソルビタン、グリセリルエチルヘキシルエーテル、水酸化カリウム液(A)、エデト酸塩、フェノキシエタノール、パラベン
15種類ありました.
前回も話したように,これらは別に悪い成分ではありません.
精製水などを明記しているあたり,こだわりを感じられます.
しかし,この中のどれかの成分があなたの肌に悪さをしている可能性は否定できません.
アレルギーテストをして問題なかったからと言って,あなたの肌に使い続けても問題ないとは言い切れないからです.
ですので,これからは添加物の少ないものにシフトしながら,肌断食を目指していきます.
添加物の少ないものに変えるとは具体的にどうするのかと言うと,洗顔料を「純石鹸」に置き換えます.
肌断食へのスタートラインとして,まずは洗顔料を変えるところからスタートしましょう.
今はまだ洗顔料以外はそのままでOKなので,スキンケアはいつも通りしても大丈夫です.
純石鹸とは?
純石鹸とは,石鹸の成分だけでできた石鹸のことです.
たとえばこれ.
この石鹸を構成している成分をコピペします.
石けん素地
以上です.
1種類しか含まれていません.
「え?騙されてるんじゃないの?」と,この成分表記が信じられない方.
みんなも知っている固形石鹸ベストセラーのひとつである牛乳石鹸の成分と比べてみましょう.
よく見かけるカウブランド赤箱の成分は以下の通りです.
石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、スクワラン、水、ステアリン酸、酸化チタン、EDTA-4Na
どうですか?
石けん素地以外にも,色々な成分が含まれていることがわかりますよね.
これから使うのは,香料や酸化チタン等,石けん素地以外のものが含まれていない「純石鹸」と呼ばれるものです.
ちなみに牛乳石鹸のカウブランドからも純石鹸が売られています↓
普段,牛乳石鹸のカウブランド赤箱や青箱を使用している方は,こちらの商品に変えてみてはいかがでしょうか.
いつも使っている石鹸と同じカウブランドなので安心ですし,相性がいいかもしれません.
こちらでもう少し純石鹸について書きましたので,どれを購入したらいいか悩んでいる方はぜひ参考にしてください.
もし,スーパーや薬局等でご自分で購入する際は,必ず成分表示を確認してくださいね.
「無添加石鹸」と書かれているからと言って,純石鹸とは限らないので注意が必要なのです.
成分が,「石鹸素地」とだけ書かれているものが良いです.
石鹸素地とだけ書かれていないものでも,純石鹸である場合もあります.
純石鹸を選ぶときは,以下の内容を参考にしてみてください.
- 石ケン素地
- カリ石ケン素地
- カリ含有石ケン素地
- 純石けん分(○○% 脂肪酸ナトリウム)
- 純石けん分(○○% 脂肪酸カリウム)
- ○○油,苛性ソーダ
※特記事項
- 苛性ソーダは水酸化ナトリウムや水酸化Naとも表記される場合があります.
- 活性ソーダではなく,苛性カリ(水酸化カリウム・水酸化Kとも)の場合もあります.
- 水や精製水も表記されているものもあります.
- ○○油は数種類書いてあったり,○○オイルと書いてある場合もあります.
- グリセリンと書いてあっても純石鹸の可能性がありますが,後から添加している場合は純石鹸ではないため専門的な判断が必要です.
どれがいいんだかよくわからない!どれかひとつに絞って!という方は,最初に紹介した
これを選んでおけば間違いないかなと思います.
価格も手ごろで手に入りやすく評判も良いですし,個人的にも,製法や含まれる成分等を考えてもバランスの取れた商品だと思います.
他にも良い純石鹸はたくさんあるので,ぜひご自分でも調べてみてください.
高級な石鹸になるとたくさんの(高価な)成分を配合したものが多いのですが,純石鹸は何も含まれないぶん安いものも多く,お財布にも優しいです.
俺なりにおススメの純石鹸をまとめたものはこちら.
まとめ
いつもの洗顔で「純石鹸」を使って顔を洗う.
まずはここから始めましょう.
もしできそうであれば,化粧落としのクレンジングと洗顔料のダブル洗顔をしている方は,純石鹸のみの洗顔にしてみます.
無理そうであれば,まだクレンジングと純石鹸のダブル洗顔で大丈夫です.
もちろん,この段階では化粧水や乳液は普通にして大丈夫です.
純石鹸で洗った後は,いつも通りのスキンケアをしてください.
今はまだ洗顔料を純石鹸に置き換えるだけ.
まずはこれで1週間ほど慣らし運転をしてみましょう.
慣らし運転なんていらない!という方は,その勢いでさっそくその3にチャレンジしてみましょう!