ついに湯シャンをはじめて3年が経過しました!リケジョライダー俺たんです.
日本人の大好きな「石の上にも3年」の3年です.記念すべき年です.
ということで,3年の記念にシャンプーをしてみるという暴挙(笑)に出てみました!
そしたら・・・
まさかの事態3選
もともと髪の毛にはトラブルがなく,特に湯シャンする必要もなかったのですが,肌断食をはじめたので湯シャンせざるを得なくなってから,はや3年.
気づいたらシャンプーしない生活が本当に快適になっており,シャンプーしていた頃のことを忘れつつあります.
それで思い立って3年ぶりにシャンプーをしてみたのですが・・・
シャンプーの香りが「香る」レベルを超えていた
ちょっとドキドキしながらシャンプーボトルに手をかけてワンプッシュ.
その瞬間,
「ふわっとシャンプーの香りが・・・」
ではなく!!
鼻の奥にガツンと来るような超刺激臭で一気に頭クラッ!
「マジで?!この刺激物マジで頭につけるの?!」
ってマジで大げさでなく思いました.
すんごいニオイです.
普通にゲホゲホむせました.
まあよく考えればそれはそのはずです.
俺は湯シャンだけでなく,肌断食もやっているので,石鹸や化粧水等,香りのするものは全く身にまとっていません.
この3年間ほぼずっとです.
そして湯シャンを始めた日を思い出したのですが,湯シャンを開始して少なくとも2週間はシャンプーの香りが髪の毛から消えませんでした.
そのくらい,シャンプーの香料は強いのです.
毎日シャンプーの香りを身にまとっていたら鼻も慣れていて普通に感じるのでしょうけれど,3年ほぼ全くと言っていいほどそういう香りになじんでいなかった俺には刺激臭になって当然です.
でもちょっと怖いくらいのニオイの強さでした.
人間の慣れはシャンプーのニオイより強力です...
全然泡が立たない
さて俺の超ロング超多毛ヘアーではワンプッシュじゃ全く足りないので,むせつつも3プッシュ程手に取って頭につけてみました.
ちょっと懐かしい感覚になりながらゴシゴシ・・・
あれ・・・
まったく泡が立ちません.
これまたびっくりするくらい泡が立たず,結果的にトータルで20プッシュくらいしたのではないでしょうか.
シャンプーボトルの中身があと2センチくらい残っていたのですが使い切ってしまいました(笑)
湯シャンしていても,頭皮は安定していて髪の毛もサラサラしているし,そんなにあぶらあぶらしている感じはなかったのですが,やっぱり泡が立つほどはサラサラしていないようです.
まあでもこれも考えればそのはずです.
頭皮が安定しているということは,きちんと自分の皮脂で保湿ができている状態だということです.
つまりスキンケアし終わった後の状態.
しっかりオイル等を使って頭皮の保湿をしている状態でシャンプーしても泡なんて立たないでしょう.
それと同じ状態です.
泡が立たない=不潔で汚い
なんて俺も思っていた時期もありましたが,必ずしもそうではないということが今回の件ではっきりわかりました.
泡が立たない=ちゃんと保湿できている
という考え方もできるのです.
でもシャンプーするからには泡が立つまでやろうと思い,結局シャンプーを使い切ることになってしまいましたが.
でもそのせいであとで大変な目に遭いました・・・
その後数週間悩まされた頭皮の痛痒さ
泡が立つまでシャンプーした代償をかなり長い間払うことになるとは思ってもみませんでした.
シャンプーした直後から感じていた,頭皮のヒリヒリ感.
ちなみにメントール入りとかそういうシャンプーじゃないですよ?
普通の女性もののシャンプーです.
でもなんだか頭皮が少し薄くなってしまったような,ヒリヒリした感じがありました.
しっかり泡立てて洗ってスッキリ!というよりは,ヒリヒリが勝つレベルです.
そしてそのヒリヒリは,シャンプーし終わって数週間,痛痒さとともに残り続けることになりました.
頭が痒くなって,でも掻くとすごく痛い.
湯シャン中も頭が痒くなることもありますが,頭掻いても別に普通です.
でもシャンプー後は全然違いました.
薄い皮膚を掻いているような痛み.
そして掻いてしまった後も痛い.
その痛みが引いてくるとまた痒くなる.
俺は皮膚むしり症を発症しているほど手癖が悪いのでここでまた掻いちゃうんですよね.
それで延々と頭皮の痛痒さに悩まされ続けることになりました.
シャンプー,一回だけしてみよう!っていう軽いノリでしたがこの一回がかなり重い結果になってしまったのです.
これは結構辛かった.
番外編
3年ぶりのシャンプーで他にどんなことが起こったのか,もう少し詳しいお話を.
頭よりも体の不快感がひどかった
シャンプーしてみて,泡があまりにも立たないので,一回流してまた洗ってということをやろうとしたのですが
この一回流して
をやった瞬間,最悪な気分になりました.
頭を含めた全身がこの3年間で一度も感じたことのなかったぬるっぬるに・・・!
背中からお尻から足の裏まで全部ぬめぬめぬるぬるしていてもうほんと気持ち悪い!!!
湯シャンだけで終わらせるつもりがこれはボディーソープもやるコースか・・・?
と思いましたが,ボディーソープも結局ぬるぬるなので,やめました.
でも,どれだけ必死に手ぬぐいでぬぐい取ろうと,全然スッキリしません.
なので仕方なく,お風呂から上がった後,
「しっかり汗をかく」
という行為をしてなんとか気持ち悪さを払しょくしました.
体を綺麗にするためにお風呂入った後,体を綺麗にするために汗をかくって変な話ですよね.
でも,自分の汗でシャンプー剤のヌルヌルを流そうと思ったんです.
だってアレ,完全に毛穴の奥まで入り込んでますもん.
毛穴の中から押し出すのが一番でしょう.
適度な汗は保湿にもなりますし.
で,結果的には,これはかなり有効でした.
自分の汗で超スッキリしましたし,肌荒れもしませんでした.
リンスはしたのか?
シャンプーした後って髪の毛キシキシしますよね.
なので残念ながら,「湯シャン3年記念にシャンプーしよう!企画」は,「シャンプーのみしよう!」は難しく,リンスも必然的に含まれてしまいます.
泡が立つまで洗ってしまったら,自分の皮脂を根こそぎ取ってしまっているので,自分の皮脂でコーティングすることもできません.
なのでシャンプーしたら必然的にリンスをしないといけないという・・・
(うーん,良いマーケットですね!よくできてますね!)
(洗顔したら必然的に化粧水しないといけなくなって,化粧水したら乳液しないといけなくなって・・・っていうアレを思い出します!)
でもさっさと自分の皮脂だして自分の皮脂でコーティングしたくなりました.
リンスのぬるぬるはシャンプーの比べ物になりません.
本当に気持ち悪かった.
気になっていたシャンプーの香りが消えるまで
はじめて湯シャンしたとき,2週間以上シャンプーの香りが取れなかったことを思い出し,今回もしばらくシャンプー臭さを我慢しないといけないのかなぁとおもっていましたが,
意外にもシャンプーの香りは3日くらいで消えました.
それでも3日は持続したのですが・・・
1回しかシャンプーしていないので,長年染みついた香り・・・というものがなかったことも関係しているのかもしれません.
また,湯シャン始めたばかりの時と違って,今は頭皮の皮脂バランスは安定しているので,3日くらいでちゃんと皮脂でのコーティングが完了したということでしょう.
シャンプーやリンス等の薬剤のすごいところは,人間の力だと3日かかる(初めてだと1年くらいかかる)ところが,一瞬でできてしまうところだと思います.
便利ですよね.
でもやっぱり俺は怖いです.
結論
シャンプーはれっきとした薬剤であるということを思い知りました.
とにかくすごい刺激.
そして急激な変化.
ニオイや皮膚環境,俺が何年もかけて構築したものが一瞬で崩れ去ります.
でも,湯シャンを始めた当初のように安定するまで時間がかかるということはありませんでした.
俺が掻いてしまって悪化させた頭皮の痛痒さを除けば,1週間もすれば元の頭皮状態に戻っている感じです.
だから今までみたいにビビって「シャンプー,一度でもしたらすべて終わりだ・・・!」と思うことはないのかなとは思います.
かといって気軽にシャンプーすることはやっぱりできませんね.
あのぬるぬる・・・
「もう二度とシャンプーしたくない」
って思っちゃいました.
ま,人によると思いますけどね.
実は同じ時期に,俺流の湯シャンを実践してくれている人も,久しぶりのシャンプーをしたのですが(久しぶりと言ってもその人はまだ湯シャン開始から半年くらい)
「久しぶりのあわあわ楽しー!」
って,大の大人が子供顔負けのはしゃぎ方をしたという(笑)
なるほどそういう感覚もあるのか・・・と,湯シャンとは全く別の観点で新たな発見をした俺でした.