リケジョライダー俺たんです.
今日は肌断食で一番重要な「脱クレンジング」の話をします.
肌断食とは切っても切れない関係のクレンジング
肌断食というと,スキンケアをやめることだというイメージが強いですよね.
もちろんその認識は間違ってはいません.
しかし,肌荒れに悩んで肌断食をしようと思った人には,クレンジングをやめることも重要です.
なぜならば,クレンジングは化粧品のなかでも,とても肌に刺激が強いものの部類に入るからです.
肌荒れの悩みが尽きない場合,肌荒れの原因で一番可能性が高いのはクレンジングです.
肌断食で自分の理想の肌を目指したいのであれば,クレンジングをやめることが一番重要だと言っても過言ではありません.
しかし,今まで通りメイクをしていたら,クレンジングをやめるのはとてもハードルが高いです.
クレンジングをやめられないからといって肌断食を断念してしまうのはもったいない・・・
そういった思いから,クレンジングをやめるのは,肌断食のステップをある程度踏んだ後にするべく,ここまで引っ張ってきました.
肌断食のこれまでのステップはこちらから↓
でも,今日はついにクレンジングをやめます.
脱クレンジングのハードルを下げるのはメイクの成分
前回,ファンデーションをミネラルファンデーションに置き換えたので,もうクレンジングを使わなくても石鹸で簡単にオフできるはず.だから,クレンジングをやめるハードルも低いはずです.
というより,メイクを完全にミネラルに置き換えられている方は,もうクレンジングを使う必要性はなくなっています.
ここで,ポイントメイクを見直してみましょう.
化粧の仕方は人それぞれだと思います.
しかし,この肌断食シリーズを読んできた方は,とりあえず「肌」に乗るものは
- 石鹸素地
- 水
- ワセリン
- マイカ
- 酸化チタン
- 酸化鉄
- 酸化亜鉛
これだけになっているはずです.
スキンケアと化粧下地は水とワセリン.
コンシーラーやBBクリーム,ファンデーションなどはミネラルファンデーション(全成分:マイカ,酸化チタン,酸化鉄,酸化亜鉛).
アイシャドウやチークなどもミネラルのカラーパウダー(こちらも成分はマイカ,酸化チタン,酸化鉄,酸化亜鉛のうちのどれか).
ただ,マスカラ等,他の細かい部分のメイクは,ミネラルで置き換えられないものもあるかもしれません.
こちらは,できればお湯もしくは石鹸で落ちる系のものを使用するようにしてください.
ただ,マスカラ等は直接肌に触れるものではないため,綿棒などを使って上手くマスカラだけ落とせる方は,いつものマスカラといつものクレンジングを使っても大丈夫です.
綿棒にクレンジングを浸して,くるくるとマスカラを絡めとるようにすると落ちるそうです.
綿棒を二本使って挟み込むようにする方法もあるようです.
試してみましたが,俺にそんな高等テクニックは使えませんでした.(笑)
肌にクレンジングが触れないようにしながらマスカラをちゃんと落とすなんて俺には無理です・・・
というわけで,俺みたいにそんな技術はない方や,クレンジングに時間をかけたくない方,部分的に分けてメイクを落とすのがめんどくさい方は,お湯で落ちる系に置き換えましょう.
普段通りのメイクをしてもクレンジングは使わない
このブログを見ながら肌断食実践中の方の中には,ミネラルファンデに慣れていない方,基本的にはがっつりメイクをしたい方など,
「さすがに毎日ミネラルファンデだけの化粧は無理だ・・・」
という方もいるかもしれません.
できれば毎日ミネラルファンデに置き換えてほしいのですが,難しい方は無理しなくても大丈夫です.
基本的にはいつものメイクをしながら,少しずつミネラルメイクの頻度を上げていくなど,工夫をしてみてください.
ただし,大事なことがあります.
普段のメイクや,がっつりメイクをしている日も,もう今日からはクレンジングをやめましょう.
石鹸だけでは落ちないかもしれないので,オリーブオイルを使った落とし方をご紹介します.
ミネラルのみで仕上げたメイクを落とすより,多少は手間暇かかってしまいますが,落ちるので大丈夫です.
ここまで来れたあなたなら,普段のメイクをクレンジングなしで落とすのもそこまでハードルは高くないはずです.
落ちにくいメイクはオリーブオイルを使う
ミネラルのみのメイクの場合は,普通に純石鹸を泡立てて,泡で洗顔をするだけで,メイク落としも終わります.ミネラルファンデは,つけたまま寝れると言われるほど,肌に負担の少ないものですので,落としきれていないファンデが多少肌に乗っていても心配する必要はありません.
落ちてないかもと思って過剰に落とそうとする方が肌に負担がかかってしまうので,純石鹸で洗うのは1回だけにしましょう.
問題は,普通のメイクをしている日です.
純石鹸の泡だけでは,なかなかメイクが落ちてくれない可能性が高いです.
そんなときは,オリーブオイルを使います.
オリーブオイルといっても,食用は絶対にNGです.
詳しい説明は省略しますが,食用は「風味や栄養重視」で作られているため,それがもとで肌荒れする可能性があります.
必ず化粧用のオリーブオイルを使いましょう.
ちなみに俺が愛用しているのは,DHCオリーブバージンオイルです.
初めての出会いは試供品だったのですが,乳液の代わりにこのオリーブオイルがついていたんですよね.
一番最初は,乳液と同じ感じで使ってしまって,デロデロのベタベタで「なんじゃコレ~!」ってなったんですが(笑)
使ってみたら意外に肌はもちもちしてるし,心なしか肌荒れが落ち着いた感じがして,「アレ?オイルすごくね?」ってなったという.
あの当時は肌断食中にこんなにお世話になることになるなんて,思ってもみなかったなぁ...
オリーブオイルでメイクを落とす方法
オイルクレンジングが落ちにくいメイクもしっかり落としてくれる秘訣は,オイルの力にあります.
でも,オイルだけでは今度はオイルが肌に乗ったまま落ちなくなってしまうのですよね.
そのため,市販のオイルクレンジングには超強力な界面活性剤という名の,いわゆる洗剤が入っています.
この洗剤が肌の大事な油分まで根こそぎ奪ってしまうので,肌荒れになりやすいのです.
でも界面活性剤なしに,どうやってオリーブオイルだけを使ってメイクを落とすのか?
それにはちょっとしたコツが必要です.
まずは,落ちにくいメイクを使っている部分にオリーブオイルをなじませます.
手にのせた時にしっかりオイルを温めて,なるべくこすらないように,優しく化粧とオイルをなじませます.
そして,温めつつ少し待ちます.
しばらく待ってから,メイクとなじませたオイルを,コットンやティッシュ等で優しく拭き取ります.
このとき,絶対にゴシゴシしないでください.
優しく肌に押し当てるような感じで拭き取ります.
オイルとメイクがしっかりなじんでいれば,ゴシゴシしなくても,押し当てるだけでちゃんと落ちます.
落ち切れていないなと思ったら,もう一度オイルをメイクとなじませてふき取ってみてください.
コットンやティッシュに付く色が薄くなっていたらOKです.
これで落ちにくいメイクはあらかた落ちたと思うので,あとは純石鹸を泡立てて洗顔してください.
メイクが落ちていないなと思ってもダブル洗顔はNG
純石鹸で洗顔した後,まだメイクが残っている感があった場合についてお話しします.
まず,絶対にダブル洗顔はしないでください.
落ちてないなと思ってもう一度,純石鹸を泡立てて洗うのはNGです.
なぜなら,洗いすぎてしまう割に,思ったほどメイクは落ちないからです.(経験済み)
基本的には,ティッシュなどで気になる部分をちょっと強めにこすってみて,化粧の色がついてなければよしとしてください.
ラメなどが残っていても,勝手に落ちるのを待ちましょう(笑)
もし,どうしても気になる場合は,ダブル洗顔をするのではなく,顔に汗をかいて流してしまいましょう.
湯舟に浸かるでもよし,ホットヨガをするでもよし.
そしてしっかり汗をかいたら,できればその汗が乾かないうちに,お湯で汗を(顔を)洗い流しましょう.
これでかなりスッキリするはずです.
メイク落としが面倒だと感じるならばメイク落としではなくメイクを変えよう
オイル使ったり,汗かいたり・・・めんどくさいなと思ったら,ミネラルメイクに変えるか,ミネラルメイクでも,もっと薄化粧にしてみましょう.俺は,メイク落としが面倒だったので,簡単にメイクが落ちる強力なクレンジングを使うようになってしまいました.
メイク落としが面倒だから,メイク落としを変えたのです.
でもそもそも,なぜメイク落としをしなければならないのでしょう?
メイクをしているからですよね.
だから,変えるべきはメイク落としではなくメイクなのです.
俺は,メイク落としを変えたことで,メイクがどんどん濃くなっていきました.
強力なクレンジングでスルッと化粧が落ちるため,どれだけ濃くしても大丈夫という安心感(?)から,厚化粧になるという悪循環に陥ってしまったのです.
「メイク落としが面倒だからメイクをもう少し薄くしてみようかな」
と思えれば,いい感じに肌断食マインドが定着してきています.
その意気で頑張っていきましょう!
肌断食のまとめ記事が読みたい方はコチラから↓