ナイロンタオルでゴシゴシ気持ちいい・・・!
それって実は「依存症」かも?!
顔の洗い方はもちろんのこと,体全身の洗い方も重要です.
正しい体の洗い方,知っていますか?
はじめに
顔の肌荒れをどうにかしようとわらにもすがる肌断食をはじめたけれど,体も含めて全身肌断食することの重要性に気づきました.
肌断食のやり方はコチラにまとめ記事がありますのでご興味のある方はぜひ↓
ちなみに前回は洗顔料についてのお話でした↓
肌断食を主軸にお話を進めていきますが,肌断食を頑張っている方も,そうでない方も,ボディケアの参考にしていただければと思います.
ボディーソープも純石鹸に
これまで,
段階的に肌断食をするため,いつも使っている化粧品の添加物を減らして,肌を慣れさせていこう
という話をしてきました.
そして,すべての化粧品を一度に減らすと肌への刺激が大きすぎるので,肌に当たっている時間が一番短い「洗い流すもの」をの添加物をまずは減らしましょう
ということで,前回は洗顔料を見直しました.
でも,「洗い流すもの」は洗顔料だけじゃないですよね.
自分の体の広い範囲で使用しているものがあります.
「ボディーソープ」です.
肌荒れに悩んでいる方は,デコルテや背中,二の腕やおしり等,顔以外の肌荒れにも悩んでいる方が多いのではないでしょうか.
まさに俺がそうでした.
長年,胸と背中のニキビに悩まされていました.
でも,そうでない方もこの際ですから,顔だけでなく全身含めて添加物を減らしていきましょう.
顔も体もひとつの皮膚でつながっているのです.
そして,今から目指すのは「肌断食」です.
「顔断食」じゃないんです.
自分の全身の肌に気をつかうことができない人は,顔の肌だけ気をつかっても,肌断食がうまくいかない可能性が高いです.
自分の肌をトータルケアしましょう.
「顔だけでなく全身もだなんて大変だ!」
と思うかもしれませんが,逆です.
顔を洗うことと体を洗うことを今まであえて分けて考えて,別々にケアしていたものを,顔も体もひとつと考えて,同じケアをするだけでいいのでむしろ楽になります.
というわけで,洗顔料だけでなく,ボディーソープも添加物の少ないものに変えます.
ここでも前回お話しした「純石鹸」が活躍します.
ボディーソープも成分表示を見てもらったら,その成分の多さに驚くと思います.
「固形石鹸を使っているから大丈夫!」と思った方も,ちょっと成分を見直してみてください.
普通の固形石鹸でも,防腐剤や保湿成分など,結構な量の成分が入っている可能性があります.
なので,ボディーソープも「純石鹸」にしましょう.
洗顔用と身体用を分けたい方は,分けてもらってもかまいませんし,同じ石鹸を使ってもOKです.
洗面台と風呂場が分かれている場合は,別々に用意した方がいいかもしれませんね.
洗顔用は減りが少ないので,身体用よりも少しリッチな純石鹸にするという手もあります.
ナイロンタオルはもってのほか!体は手洗いがマスト
みなさんは普段,体をどのように洗っていますか?
ボディタオルをシャカシャカ泡立てて体をゴシゴシ洗っていませんか?
もしかしたら,今の体の洗い方では肌をボロボロに傷つけてしまっているかもしれません.
「ボディタオルでゴシゴシ」は今日からやめましょう.
肌断食する気がないのにこのブログを読みに来てくださっている素敵なあなたも,「ボディタオルでゴシゴシ」だけはやめることをおススメします.
これ,本当に肌を傷つけます.
あるアトピーの知り合いに,やはり同じように「ボディタオルでゴシゴシ」してる人がいました.
その人に,ボディタオルをやめて手で洗うことをすすめたところ,手洗いしたその日から肌の調子が良くなったそうです.
アトピーが治るわけではありませんが,肌の調子が悪い時のしんどさが,かなり軽減されたとのことでした.
つまり,ここで俺が言いたいのは
身体は手で洗おう!!
です.
洗顔するときに,ナイロンのタオルで顔をゴシゴシするなんてありえないですよね?
手で洗いますよね?
(・・・そうじゃない方は至急今日から手で洗いましょう.もし肌荒れに悩んでいる場合はそのナイロンタオルゴシゴシの影響がかなり大きいと思います.)
体の肌だって同じことです.
しっかり泡立てて,泡でふわふわと身体を洗いましょう.
泡立てネットはお好きなものを選んでもらって良いのですが,ボールタイプのものはあまりおススメしません.
実際使ってみて思うのが,泡を手に絞り出すのがちょっとめんどくさい.
泡を出すのがめんどくさいもんだから,そのまま泡立てネットで体をゴシゴシ洗ってしまうという暴挙に・・・
ハイ俺のことです.
なので
- 泡を手に出すのがめんどくさくない
- そのまま泡立てネットでゴシゴシしちゃえ!と思わない(笑)
ことは重要かなと.
肌断食をはじめる前は,そもそも泡立てネットがどういうものかよくわかっておらず.
ホテルに宿泊したときなんか置いてあるボール型の泡立てネットを使った時のことは,あんまり思い出したくない黒歴史だったり(笑)
身体を洗うスポンジと勘違いして,何も考えずに泡立てネットで適当に泡立てて,大して泡立ってもないまま,そのまま普通に泡立てネットで体をゴシゴシ洗っちゃってたんですよね.
感覚としては,泡立てネットで直接ゴシゴシするのは,ナイロンのボディタオルでゴシゴシするのとあまり変わりありません.
ナイロンタオルの方が長いので使いやすいってだけで.
なんでこんなボール型なんだろう?って不思議に思っていました.
無知って怖いです.
・・・とにかく,泡立てネットは泡立てるためだけに使って,まずはしっかりクリーミーな泡を作り,その泡だけ手に取って,手で洗いましょう.
- 手は平らにせずふわっと丸める
- 手の中に泡を入れて肌に泡を乗せる.
- 泡をつぶさないように肌の上を滑らせて洗う
「どうしても背中に手が届かないからこの方法は無理!」という方は,やわらかいボディーブラシを使いましょう.
背中の届かないところにだけ,そっとボディーブラシを当てて洗います.
おススメは山羊毛のボディーブラシ.
間違っても豚毛等のかたいボディーブラシは選ばないでください.
ゴシゴシ気持ちよく体を擦るためのものとしてご紹介しているのではありません.
あくまで「手が届かなくて泡が乗せられない」部分にそっと泡を乗せるためのものです.
馬毛も柔らかいのですが,山羊毛の方がもっと柔らかく,赤ちゃんでも使えるやさしさなので山羊毛の方を選びましょう.
ただ,山羊毛のボディーブラシはどうしても値段が張ってしまいます.
手が出せないという方は,人工毛の超極細毛のものでも構いません.
でも,背中も手で洗えるようになるのがベストですので,なるべくボディブラシには頼らないようにする方が良いです.
時間はかかりますが,背中に手を回して少しでも自分の手で洗おうとすることが大事です.
背中の届かないところにグッと手を伸ばして洗おうとすることが,早く手が届くようになる秘訣です.
ただ,無理に手を伸ばして爪などで背中を引っかいてしまったら元も子もないので,そういう場合はボディブラシを適切に使ってください.
トータルでボディケアするためにも,自分の肌はすべて手で触れるようになりたいですね.
実はかくいう俺も,右手は背中の真ん中に届かないので絶賛ストレッチ中ですが・・・
それでも「ボディタオルでゴシゴシ」がやめられない人へ
ここまで読んでも,
「今日もナイロンタオルで体を洗おう」
と決意しているあなた.
めちゃくちゃその気持ちわかります.
俺も,「ナイロンのかったいボディタオルでゴシゴシ」するのが大好きでした.
ナイロンタオルをあわあわにして,丸めてぎゅっと握りしてめて,トイレのこびりついた汚れを落とすかのようにゴシゴシ,ゴシゴシ.
背中はタオルをまっすぐに伸ばして,これでもかというようにゴシゴシ,ゴシゴシ.
ちょー気持ちいい!
俺は皮膚むしり症を発症するくらいなので,かきむしる行為に快感を覚えちゃってるんですよね.
ただの依存なだけですが.
もう一度言います.
ただの依存です.
俺がやめましょうと言っても,あなたにやめる気がないのは,「ボディータオルでゴシゴシするのが気持ちよくてやめられない」からでしょう?
でもこれって本当は気持ちいいわけじゃないんです.
ゴシゴシこすって傷ついた肌が,その傷を修復しようとしてかゆくなっているところに,ゴシゴシすることでかゆみが癒されて気持ちよく感じてしまっているだけなのです.
そしてまた肌が傷ついてかゆくなっての負の無限ループに入っていきます.
これを依存と呼ばずに何と呼びますか?
このループから抜け出すことができれば,そもそも肌がかゆくなる状態がなくなります.
ゴシゴシしたい衝動から解放されます.
肌が常に快適な状態が保たれるようになるのです.
そして,タバコや酒のような他の依存に比べると,いとも簡単にこの負のループから抜け出すことができます.
今日から体を手で洗うだけです.
俺も,ナイロンタオルでゴシゴシしていたのがウソのようにかゆみがなくなりました.
今俺の体を,過去の俺のやり方でナイロンタオルでゴシゴシしたら,その痛さに悲鳴を上げること間違いありません.
最後に
身体の洗い方なんて肌断食と関係ないと思われた方もいるかもしれませんが,関係おおありです.
手で体を洗うか洗わないかで肌断食の成功率が大きく変わってきます.
「純石鹸」をしっかり泡立てて,「手」で体を洗う.
ぜひマスターしてください.
肌断食のはじめ方シリーズ,次回はいよいよスキンケアの方法を変えます↓
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