湯シャンや肌断食に至るまで,髪や肌にまつわる俺の歴史を幼少期から振り返ってみるシリーズ第3弾.
リケジョライダー俺たんです.
今日は,肌に関して中学時代の話をします.
ニキビとの出会いは朝の目覚めとともにやってきた
俺も一応,生物学上は女なので,小学校卒業間際に初めての生理を迎えることになります.
今思えば,ちょうどそのころだったと思います.
朝,目が覚めたとき,ふとおでこを触るとなんだかザラザラしていたのです.
意識がまだぼんやりしている中で,よくわからずにかきむしりました.
そしてベッドからからだを起こし,朝食を食べにダイニングへ向かうと,親から「そのおでこどうしたの?!」と言われて,俺もびっくりします.
鏡を見てみると,おでこに赤い点々が・・・
ザラザラしていたのは,ニキビの前身のようなもので,それをかきむしったことでニキビをつぶしたような形になってしまい,赤い点々を形成していたのでしょう.
これが,肌断食にたどり着くまで10年以上も俺を悩ませることになる,ニキビとの出会いでした.
顔を洗うという新しい価値観と出会う
「洗顔」というものを知り,そして「洗顔」し始めたのも,この中学時代です.
おでこニキビを心配した母親が,「洗顔料」なるものを買ってきました.
そして,「体を洗う」とは別物の「顔を洗う」という新しい価値観を教えられました.
髪の毛に対しては異様な愛着が幼少期からあった俺は,シャンプーコンディショナートリートメントとめちゃくちゃに使っていました.
だから,「体を洗う」とは別物としての「髪を洗う」という概念は,物心つく前からありました.
しかし,既に書いたように,肌には全く無頓着だったので,「体を洗う」とは別物としての「顔を洗う」という概念はなかったのです.
親の洗顔料等は洗面台にも風呂場にも置いてあったはずなのですが,目にも留めていませんでした.
ここで俺は大きな勘違いをします.
「洗顔」はニキビを治すためにするんだと.
そしてそれが悪夢の始まりになったのです.
洗顔をしだすとしばらくして,今度はおばあちゃんから「化粧水」なるものをもらいます.
「化粧水」をつけると,洗顔後の突っ張った肌がもちもちになりました.
感動しました.
そして俺はまた大きな勘違いをします.
「化粧水」は肌の突っ張りを治すためにするんだと.
そしてそうするとニキビにもいいはずだと思い込みました.
洗顔料や化粧水を,まるでニキビ薬みたいに考えていたのです.
なぜなら,それがある理由から都合がよかったからです.ある理由は次の章で書きます.
それにしても俺はなんであのとき,こう考えなかったのでしょうか.
「なんで肌が突っ張るようになったんだろう?」と.
いや,考えたかもしれません.
でも答えは,思春期ってそういうものだから.
思春期はニキビができたり,肌が突っ張ってカサカサになったりしちゃうものなんだって.
そういう解を出してしまったのでしょう.
今となってはそんな答えはただの思考停止としか思いませんが.
今はその答えはわかります.
洗顔をして皮脂を取りすぎたから肌が突っ張りだしたのだと.
その証拠に,肌断食中の今は化粧水を一切使わなくても真冬だろうがなんだろうがまったく突っ張りませんから.
そのうち,化粧水をつけても突っ張るようになるので,乳液にも手を出し始めます. こうやって
「洗顔」→「化粧水」→「乳液」
といった肌のケアなるものをするようになっていきました.
ある理由にしがみついたせいで悪化し続けたニキビ
俺の意識の奥深くに眠っていた,小学時代に皮膚科の先生に言われた呪いの言葉
「君の肌はニキビができにくい」
この言葉が目を覚ましました.
そして,この言葉を拡大解釈し俺の肌はニキビができないはずだ!と思い込んでしまいます.
つまり,おでこのニキビを俺はニキビだと認めていなかったのです.
ニキビだと認めていないため,洗顔や化粧水をやる大義名分は
「ただの肌ケア.ニキビケアではない.」
でした.
でも,もともと肌に無頓着な俺は,もしこれが本当の理由なら,肌ケアなんて続きません.
(肌断食を開始したらそれが顕著に現れました(笑)その話についてはまた後ほど)
つまり,内心ではやっぱりニキビだと気づいてはいるのです.
だから必死でニキビケアをしているわけです.
でもそれだと俺のプライドが許さないので,「これは肌ケアだ」と思い込むことでなんとかごまかしていました.
だからこそニキビ薬には手を出さず,洗顔や化粧水をニキビ薬みたいな使い方をしていたわけです.
リケジョを名乗れないレベルのわけのわからない理論ですが.
洗顔料を綺麗に流さず,あえて顔に残るような使い方をしていたなんて今となっては本当にありえませんが,我流でそんな使い方もしていました.
当然,ニキビは悪化の一途をたどります.
悪化したニキビをニキビだと認めたくない一心で,血が出てかさぶたになるまでつぶし続け,これはニキビではなく傷だ!などと自分に言い聞かせるようになります.
10年以上も続いたニキビの負のループはこうやって幕を開けたのです.
まとめ記事はこちらです↓