湯シャンやってみたいけど私ロングだから無理だ・・・
と思って湯シャンをあきらめた人いませんか?
湯シャンに適しているのは実は微妙な長さの人よりロングの人です!
湯シャンしたくても湯シャンに踏み切ることができない理由
髪の長さについて語る前に,まずなぜ湯シャンをしようと思ったのか,そしてなぜ湯シャンを始めることができないのかについて整理してみましょう.
湯シャンを始めようと思ったきっけかけはいろいろあると思います.
- 有名人が湯シャンをやってて良さそうだと思ったから
- 最近抜け毛や白髪が増えて,湯シャンが育毛に効果ありそうだから
- 肌断食を始めたから湯シャンもついでに
ちなみに俺が湯シャンを始めた一番のきっかけは
「肌断食をはじめたからついでに」です.
湯シャンが白髪や抜け毛に効くとか,そういう「湯シャン効果」は特に期待していませんでした.
(あ,背中や頬ラインのニキビが治るかもって期待はちょっとありましたけど.)
でも,湯シャンを始めようと思っても,やっぱりそう簡単に
ハイ!今日からシャンプーやめ!
ってできないもんだと思います.(俺はしましたけどね.(笑))
その理由もいろいろあるでしょう.
湯シャンって臭うんじゃないの・・・?
湯シャンってべたつくんじゃないの・・・?
湯シャンって不潔なんじゃないの・・・?
普通に社会に出て生活している人には確かに湯シャンは肌断食とともにハードルが高いことかもしれません.
なぜなら,湯シャンを始めたらほとんどの人が通らなければならない道があるからです.
それは
「シャンプー慣れした頭皮」→「湯シャン慣れした頭皮」
この期間です.
※乾燥肌とか脂性肌とか個人差があると思うので,俺の主観に基づく経験談としてとらえてください.
まず,「シャンプー慣れした頭皮」は,毎日のシャンプーによって頭皮の皮脂を必要以上に奪い取られてしまうことに慣れています.
そしたらどうなるのかというと,
必要以上に皮脂を出して,頭皮の環境をよくしようと必死になっています.
なので,シャンプーを突然やめても,頭皮は今までの習慣で必要以上に皮脂を出してしまいます.
シャンプーをもう使っていないのに,出し続けてしまうのです.
この皮脂が
- お湯だけでは流しきれずにべたついたり
- 残ってしまった皮脂が酸化して臭ったり
します.
残念ながらこういう期間が確かにあります.(少なくとも俺にはありました.)
でもこの期間は永遠には続きません.
なぜなら,
頭皮が湯シャンに慣れる
からです.
そもそも頭皮が何のために皮脂を出しているのか考えてみてください.
頭皮環境をよくするためです.
必要以上に皮脂を出し続けることで頭皮環境が悪くなってしまえば,頭皮環境をよくしようと少しずつ皮脂の量を減らし始めます.
そして次第に「湯シャン慣れした頭皮」になっていくわけです.
ここにたどり着くまでの道のりが怖い.
だからこの道のスタートラインに立ったとき,多くの人があきらめてしまうのだと思います.
でも俺が思うのは,「湯シャンやってみようかな」って思ったとき,もうすでに湯シャンへのは道スタートしていると思うのです.
ほとんどの人は湯シャンやってみようかな?と思わないんじゃないでしょうか.
湯シャンについてよく知らないまま生涯を終える人もいるでしょう.
そんななか,せっかく湯シャンをやってみようと思ったのであれば,俺はその人の背中を押したい.
腰まで髪がある超ロングの俺が,2018年2月1日にシャンプーしたのを最後に,今日まで一度もシャンプーを使用せずに生きてきました.
ロングだから湯シャンは無理だとあきらめかけている方.
ロングとか関係なく湯シャンはできますよ!
※ただし,実行してみて何か問題が発生しても俺は責任をとれませんので,各自で皮膚科にかかる等の対応を取ってくださいね.
ロングしかできない”あること”って?
ズバリ「髪を結うこと」です.
ロングは三つ編みもできるしお団子にもできるし,技量次第でいろんな結び方ができます.
「シャンプー慣れした頭皮」から「湯シャン慣れした頭皮」までの期間,臭ったり,べたついたりするかもしれません.
俺も湯シャンを始めて数か月はそういう状態になりました.
でも待ってください!
匂うのは,髪を結ばずに髪の毛を解き放っているからです.
しゃらら~~ん
と髪の毛を風になびかせるからです.風に乗ってニオイが運ばれてしまうんです.
じゃあどうしたらニオイが風に乗らないようになるのか?
結べばいいんです.
しゃらら~~んってしなければいいんです.
編み込みをしてみたり,お団子にしてみたり,髪の毛をしっかりまとめてあげてください.
これでニオイは運ばれなくなります.
私はしゃらら~~んってしたいの!!
って人.大丈夫.しゃらら~~んできる日は来ます.
「シャンプー慣れした頭皮」から「湯シャン慣れした頭皮」になるまでの期間だけ,ちょっと髪の毛を束ねるだけでいいんです.
いろんな髪形を試したり,楽しんだりする期間だと思えばワクワクしませんか?
この期間さえ終われば,しゃらら~~んできます.
髪のべたつきも同じです.特に後頭部の真ん中らへんがべたつくんですよね.
だから後頭部に結び目を持ってきたり,あえてべたつく部分を分け目にしてツインにしてみたりします.
そしたらあらふしぎ.
そのべたつきはむしろ髪をまとめるワックスのように,その髪型を美しく仕上げてくれます.
頭皮が湯シャンに慣れるまでの期間は?
ごめんなさい.はっきり言って,これはもう食べてるものとか生活習慣とか遺伝とかほんといろんな要素が絡んでくるので,まったくわかりません.
「湯シャン初日から,いつもと変わらないじゃん!」
ってなる人もいれば,
「1年経ってもべたつくし・・・」
ってなる人もいるかもしれません.
たとえ正しい方法で湯シャンを行っていたとしてもです.
でも,それじゃあこのタイトルの意味がないので,具体的に俺の場合はどうだったのかを披露しようと思います.
湯シャンスタート時点での髪や頭皮の状態
長さ | 腰くらいまでの超ロング |
毛量 | 美容室でトップ10に入ると言われた程の超多毛 |
髪質 | 毛の太さは太めで天然パーマ |
状況 | 約25年しっとりまとまる系の女性もののシャンプーを使用 |
皮脂量 | 1日シャンプーしなくてもサラサラだけど3日も経てばべたつく |
フケ | 1週間以上シャンプーしなければ出たような気がするけど悩んだことはない |
2018年2月1日に湯シャンスタート.
べたつき期間は1年弱くらいでした.
ニオイにかんしては,スタート直後から誰にも指摘されませんでした.
でも自分の中ではひそかにスタートから2週間くらいはシャンプーのニオイが取れない・・・!と悩んでいました.
>最初の半年(2月~8月)
基本ずっと後頭部がべたついていた
>半年~8か月(8月~10月)
べたついたりが落ち着いたりひどくなったりを繰り返す
>8か月~1年(10月~翌年2月)
べたつきが完全に消え,しっとりまとまる髪質に
>1年~1年半(翌年2月~8月)
髪はべたつきがないどころかちょっとカサカサの乾燥気味になることもある
まだ完全に「湯シャン慣れした頭皮」とは言えないかもしれませんが,俺は湯シャンにとても満足しています.
だって毎日しゃらら~~んとロングの髪をなびかせて生活できてますから.