髪の毛が腰まである超ロングのリケジョライダー俺たんです.
これまで20年以上シャンプー・リンス・コンディショナー・トリートメントとしてきた俺が,湯シャンをはじめてみて感じたデメリットを嘘なしの本音で語ろうと思います.
抜け毛は多いままだった
湯シャンを始める1年くらい前から,シャンプー中の抜け毛の量が増えているような感じがし始めていました.
そしてその後1年間にどんどん抜け毛は増え,湯シャン開始前はシャンプー後に引くくらいの抜け毛がたまるようになっていました.
もともと超ロング超なので,見た目がかなりエグかったです.
シャンプー中に手ぐしをすると,指の間に何本も絡まってスーッと抜けていきます.
一瞬で排水溝が詰まるので,なるべくすべての髪の毛を流れないようにまとめます.
このまとめた髪の量が増えていったのです.
最初は,親指と人差し指を丸めて「OK」の形を作ったときの〇のサイズくらいだったのが,湯シャン開始前は手のひらサイズになっていました.
が,もともと超多毛なのであんまり気にしていませんでした.
そして湯シャンでどう変わったかというと,
ん~・・・体感的には・・・抜け毛,若干増えてる・・・・・・?
年齢のせいもあるかもしれません.
パラレルワールドを生きているわけではないので,シャンプーした場合と湯シャンした場合を比べることはできません.
でも,俺の場合は,抜け毛が減った!とはなりませんでした.
頭のかゆみは消えなかった
超ロング超多毛なので,どれだけ強風がぶち当たろうとも,頭皮に風が当たることはまずありません.
なので,ムレてしまうのか,シャンプーしてしばらく経つと,なんとなくかゆいな~と思うことは昔からありました.
が,これも抜け毛が増え始めたときくらいから,シャンプー直後もかゆみが残ったままになるようになったのです.
ですがこれも気になっていませんでした.
湯シャン始めた当時は,頭皮なんかよりよっぽど顔や背中の方が荒れててかゆかったので,頭皮のことを気にする余裕もなかったのだと思います.
肌断食をはじめて少しずつ顔や背中が落ち着いてきたことと,湯シャンをはじめていろいろ頭皮に変化が起きて頭皮を気にしはじめたことで,そういえば湯シャン前頭皮かゆかったなあと思い出したのです.
そして残念ながら1年半経った今もかゆみに関してはほとんど変化はありません.
湯シャン直後のお風呂上りでも,なんとなくかゆいときあるな~って感じです.
フケが発生してしまった
これには悩まされました.シャンプーしていた時はまったくフケ問題はありませんでした.
「肩に白い粉落ちてる人フケツ~」って思ってたこの俺が,まさに肩に白い粉落とすようになってしまいました.
これは湯シャン直後のお風呂上りでも同じです.
お風呂に入る前に残っていたフケも,長い髪に絡んで落ち切れていません.
それだけでなく,お風呂上りですでに新しいフケが発生してボロボロ落ちてきます.
目の細かい櫛を使ってみたり,いろいろ試しても,すぐまたフケが発生してエンドレスです.
しょうがないのであきらめました.そういうもんだと割り切りました.
湯シャンを初めて1年半が経過しようとしていますが,フケは今どうなっているかというと,
減ってきています!!!
・・・でもまだフケ発生します.
このまま減っていってフケ発生しなくなってほしい!切実に願う!!
髪にホコリがつきやすくなった
これもシャンプー&リンス様様だったんだな~って感じです.
ブラッシングした時に出てくるホコリの量がハンパない.
フケ問題と同様,今までまったくホコリ問題はありませんでしたから.
たぶんシャンプーやリンスに含まれている成分のおかげかと思います.
静電気なのか滑りをよくしているのかわかりませんが,ホコリがうまく髪の毛と反発して髪の毛に付着しないようにしてくれているようです.
これを防ぐ手立ては髪を結ぶしかありません.
さすがにシャンプーリンストリートメント毎日していた小学時代でも,体育のある日はグランドの砂埃が髪にめちゃくちゃ絡んじゃうのでしっかり三つ編みしていました.
それと似たような感覚です.
関東の空気が汚いのもあるかも...
絡まりやすくなった
これもホコリ問題と似ているかもしれません.
髪の毛とホコリが仲良くなるのですから,髪の毛どうしも仲良くなっちゃうわけです.
俺の髪の毛は結構なくせっ毛なので,シャンプー時代のときもがっつり絡まってはいたのですが,体感的には湯シャンの方がより絡まりやすい気がします.
髪の毛を解き放ってしゃらら~~んと風に髪をなびかせたい俺としては,なんとかしたいわけです.
そこで,万人に使えるかどうかはわかりませんが,俺のこのくせっ毛の性質を利用して絡まりにくくする方法を編み出しました.
それは,
寝ているときに三つ編みして「強制パーマ」をかける
です.
俺のくせっ毛は,三つ編みして最後の部分をゴムで留めなくても,そのまま三つ編みを維持するくらい,ウェーブ系の強制はがっつり効きます.
(でもストレートとなると,かなり高温のアイロン使ってもなかなかキマらない・・・)
なので,強制的にパーマをかけておくと,ちょっとやそっとの風ではびくともせずにそのウェーブを維持するので,あんまり絡まらなくなります.
もしくせっ毛の方で悩んでいたらお試しあれ.
ブラッシングに気を遣わないといけなくなった
シャンプーしていたころは,髪の毛はサラッサラで絡まりにくいし,ホコリもそんなについていないし,フケも発生していませんでした.
なので,ザッザッとブラシで髪の毛をといて,ブラシに絡まった髪の毛をバッバッと取ってゴミ箱にポイすれば,ブラッシングは終了でした.
これがそうはいかなくなりました.
髪の毛は絡まりやすくホコリも付着しているので,少しずつゆっくり丁寧にとかないと痛いしちぎれるし抜けます.
ホコリとフケがブラシに大量に付着するので,一回ブラッシングしただけで,1年ときっぱなしにしたブラシみたいな汚れ方をするようになりました.
しかもこのブラッシングをしっかりやってから湯シャンしないと,湯シャンするときめっちゃ大変です.
そしてあんまり湯シャンがうまくいきません.
俺はシャンプーしていたときも,ブラッシングしてからシャンプーした方がシャンプーが楽だったので,シャンプー前にはブラッシングをしていました.
シャンプーやリンスを使えば,別にブラッシングしていなくても気にせずお風呂に入ることができていました.
でも,湯シャンの場合はそうはいきません.
シャンプーのあの滑りやすさがないので,湯シャンするときもめちゃくちゃ絡むわけです.
髪に絡まったままのホコリはなかなかにしぶとく,お湯を勢いよくかけてもそう簡単には落ちてくれません.
まだ髪が乾燥している湯シャン前に,できる限りホコリを落としておくのが得策です.
だからブラッシングとブラシの手入れがシャンプーしていたときよりもちょっとめんどうになりました.
でも,1年半たった今は,湯シャンを開始したときと比べたら,あっと驚くほど楽になりました.
ホコリやフケの付く量も減ったし,「三つ編み強制パーマ」とかいろいろコツもつかんできたからかなとは思います.
シャンプーしていたときと同じレベルでブラッシングできるようになったとは言えませんが,確実にそこに近づいている感はあります.
今後に期待です.
髪の毛に香りが欲しい時は別の対策をしないといけなくなった
これね.普段俺は全く気になりません.
でも超まれに,今日は!今日だけはいい香りを漂わせたい!ってときが,確かにあります.
リケジョでライダーで一人称俺でも,オトメゴコロはありますからね!!
そういうとき,シャンプーだと自動でついていたあの香りはもうここにはありません.
自分で香水なりアロマオイルなり調達してきてうまい具合に髪の毛になじませないといけません.
特に超ロングで超多毛な俺は,俺のからだで髪の毛が占めている割合が多いので,髪の毛の香りの効果は大きいわけです.
首にちょっちょっとコロンつけたくらいじゃ香りません.
俺は身長が150 cm前半なので,周りの人の鼻の位置に近いのは俺のからだより髪の毛です.
だから服の柔軟剤より,髪の毛の方が香りの効果は大きいのです.
でも普段はむしろ香りがないのでとても快適です.
実はこの項目はメリットに入れようか悩んだくらいです.(笑)
髪の毛の占めている割合が大きく,香りの効果が大きいということは,香りが必要ないときはマジで邪魔なわけです.
そして常にシャンプーの香りを顔の周りにまとっている状態になります.
シャンプーの香りは想像以上に強力なので,臭覚を狂わせてしまいかねません.
あんまり鼻によろしくないのかなとも思います.
だから,欲しいときに欲しい香りを自由につけることができる
と考えると,メリットかなあと思ったのです.
でも今はいろんなところであたりまえのようにフローラルな香りが定着してしまっているので,無臭なのはデメリットと考える人が多いだろうと思ってデメリットにしました.
あ,でも.
無臭の中で普段の生活をすることになったので,香りへの耐性が弱くなった気がします.
今までは強い香水くらいしか抵抗がなかったのに,周りにあたりまえにあるフローラルな香りも気になりだしたんですよね.
ほんのり香らせているイイ感じの香りにも違和感を感じるようになるっていうのはデメリットかも.