髪の毛が腰まである超ロングのリケジョライダー俺たんです.
これまで20年以上シャンプー・リンス・コンディショナー・トリートメントとしてきた俺が,湯シャンをはじめてみて感じたメリットを嘘なしの本音で語ろうと思います.
体・顔・頭皮全ての肌荒れ・ニキビが減った
これは肌断食の効果もあると思います.肌断食についてはまた別記事で書く予定ですが,俺はシャワーを浴びるときに石鹸も使用しません.
全身お湯だけで洗っています.
湯シャンを始めるまでは,背中や胸などもよく荒れてニキビやあせもができたりしていつもかきむしっていました.
白いシャツを洗濯機にぶち込むときに見える赤い点々にしょげたあの日を思い出したくもありません.自分で気づかないうちにも血が出るほどかきむしっていたのです.
超ロングなので,シャンプーした後はべっとり背中にシャンプーがついています.
リンスやコンディショナーも必須です.残ったシャンプーの上をコーティングするかのようにリンスが背中をぬるぬるにしていきます.
いつもお尻の割れ目までぬるぬるでした.
ですので,髪をまとめた後のからだを洗う作業もひと仕事です.
リンスのぬるぬるで気持ち悪い背中を石鹸でしっかり泡立てたナイロンタオルでごしごしごしごし・・・
どれだけ背中を痛めていたことか,今となってはおそろしいくらいです.
そしてそれだけやってもきっとすすぎ残しもあったことでしょう.
それがぜーんぶなくなって,お湯で洗い流すだけになったので,背中もよろこんでいることでしょう.(笑)
まったくニキビができなくなったわけではありません.
でも激減しました.かきむしることもほとんどしなくなりました.
何日もシャンプーしなくても臭わなくなった
ドン引きされるのをおそれずに申しますと,俺は必ず毎日シャンプーをする人ではありません.
自分の好きなタイミングで好きなようにシャワー浴びたりお風呂に入ったりします.
毎日シャワーを浴びるときもあれば,1週間入らない・・・みたいなこともあったので,いろいろなデータが取れました.(笑)
大学時代のシャンプーをしていた頃は,3日もすれば臭いだし,1週間経つ前にもう,すえたようなすっぱいニオイがしはじめて自分でも我慢できないニオイになりました.(汚い話でごめんなさい・・・)
それが湯シャンをはじめて1年経った頃くらいから臭わなくなったのです.
1週間過ぎても臭わなくて,逆にあせるくらい.(笑)
俺の知り合いに,こんなこと言う人がいました.
「毎晩シャンプーして,朝シャンまでしているのに,夕方にはもう臭いだしてる・・・!」
これはたぶん,シャンプーで必要以上に皮脂を奪われた頭皮が,皮脂を出しすぎちゃうからじゃないかと思うんです.
ダブルで朝シャンしてる人ほど臭い始めるのがはやいかもしれません.
シャンプーを毎日1回する人よりは確実に皮脂をとりすぎているからです.
その分,皮脂も大量にでちゃうのです.
そしてその大量にでちゃった皮脂が酸化したりシャンプーの香りと変に混ざったりして臭いだすんだと思います.
ところが,湯シャンをすると,皮脂が必要以上に奪われなくなります.
そして皮脂を大量に出さなくてよくなるんです.
たしかに頭皮環境を守る量の皮脂は出ていますが,これがシャンプーの香りと混ざることもありません.
だから臭わなくなるんじゃないかと.
あくまで俺の仮説ですけれどね.
ぼさぼさAライン→しっとりまとまる髪になった
「Aライン 髪型」で検索かけるととっても素敵な髪型の美しい女性たちの画像がたくさん出てきます.
俺から見たらその髪型,どこからどう見ても「Iライン」なんですけど.
「Iライン 髪型」でも検索かけましたが「Aライン 髪型」とどんな違いがあるのか俺にはわかりませんでした.
つまり俺の言っている「Aライン」はこの画像検索で出てくる素敵な女性たちみたいな髪型では決してありません.
頭のてっぺんから突然広がりだす真面目にがっつりAラインです.
「やまんばみたい」
って言われたことがあります.
ブラッシングすると,絡んでまとまっていた髪が1本1本バラバラになり,それが静電気で反発してすごいことになっていたので,下手にブラッシングもしなくなりました.
でもそれはそれで髪の毛は絡まったままなので,見た目悪いですよね.
しかも比較的まとまっているにもかかわらず例の「がっつりAライン」のままでした.
もうほんとに嫌で,コンプレックスでした.
ところが湯シャンをはじめてしばらくしたら,Iラインにかなり近づきました.
湯シャンで「しっとりまとまる髪」に変化したため,広がりにくくなったのだと思います.(純粋に歳をとって髪の毛が減っただけの可能性もありますが(笑))
シャンプー時代は,しっとりまとまる系のシャンプーを選んでいましたが,言ってもシャンプー特有の「サラサラヘアー」でした.
湯シャンをはじめると,本物のしっとりまとまる系の髪になりました.
あのサラサラ感はなくなりましたが,コンプレックスがひとつなくなりましたし,俺としては望んでいた髪質を手に入れられたので,ハッピーです.
かかとがつるつるになった
これは想定外でした.
小学生くらいの頃にはもう,お風呂上りには足の裏がいつもまだらに白くなり,皮がベロベロとむけていました.
この症状があまりにも日常に溶け込みすぎて,足の裏ってそういうものなんだと思っていたのです.
お風呂上りにはよく足の裏をコシコシこすって皮をはいでいました.
ごくまれに,薄いピンクを帯びた肌色で,白く皮がむけた場所が一切ないつるつるの足になることもありましたが,基本的にはいつもどこか薄皮がむけ続けている状態でした.
これが,肌断食と湯シャンを開始してからさっぱりなくなりました.
最初は,ごくまれのあの状態になっているんだな,と思っていたのですが,それがずっと続いたのです.
逆に,白く皮がむける方がごくまれな状態になりました.
シャンプーすると,お風呂場の床も背中と同じくシャンプーやリンスでぬるぬるします.
床は毎回シャワー浴びながら洗剤とスポンジで洗うわけではなかったので,足の裏はずっとシャンプーやリンスにさらされていたと思います.
石鹸で足の裏を洗っても,床にはまだシャンプーが残っているので,またついてしまうと思うのです.
それがなくなったから,足の裏の皮がはがれにくくなったのかもしれません.
頭のてっぺんの湯シャンで足の裏に影響があるなんて全く想像していませんでした.
これはめちゃくちゃ嬉しかったです.
お風呂掃除をほぼしなくてよくなった
お風呂場の汚れについて思いを馳せたことなんてありませんでしたが.
先ほど言いましたように毎日シャワーを浴びる人ではありませんので,お風呂場は何日も使われないことが多々ありました.
そのため俺の家のお風呂場は,一般家庭よりは乾燥した状態になっていたと思います.
乾燥するとカビや水垢が発生しにくくなるので,本来ならば汚れにくいはずです.
でもシャンプーを使っていたころは,すぐに汚くなっていました.
そしてお風呂場ってのはそういうもんだと思っていました.
それが石鹸やシャンプー類を一切使わなくなってから,とたんに汚れなくなりました.
あのヌルヌルはまったく発生しません.
お風呂掃除は,たまにうろこ汚れを取る,くらいしかなくなったのです.
身体を洗うはずの石鹸や,頭皮を洗うはずのシャンプーが,お風呂場を汚していたのかしら・・・?
湯シャンを開始してから,お風呂場の汚れに思いを馳せるようになった俺でした.
お金が浮いて節約できた
まずはっきりわかるのは,石鹸代やシャンプー代はまったくかからなくなります.
俺は肌断食もしているので,化粧代もまるまる浮いています.
湯シャン始めたら,シャンプーしていた頃よりも,お湯を流す時間が増えてガス代と水道代が上がったって話を聞くこともありますが,俺はそんなことはなかったです.
それは俺は超ロング超多毛だから,かもしれません.
シャンプーの手順はおそろしいほど長いです.
1普通にシャンプー.まったく泡が立たない.
2とりあえずシャンプーをすすぐ.(めっちゃお湯使う)
3もう一度シャンプー.泡が立つこともある.
4もう一度シャンプーをすすぐ.(めっちゃお湯使う)
5気分によってさらにシャンプー.
6シャンプーをすすぐ.(めっちゃお湯(以下略))
7ようやくリンス開始!がしかしシャンプーで絡んだ髪がほどけない.
8リンスに10分かける.
9リンスをすすぐ.このとき髪が抜けまくるので抜け毛の処理に追われる.
10なかなかすすぎ終わらない.
11もう一度リンスすることもある.
12気分によってコンディショナーやトリートメント.
13トリートメントがなじむのを待つ.
14トリートメントをすすぐもまた髪の毛が抜け・・・
・
・
・
15もう嫌
そしてその後,ヌルヌルになった背中を洗い流す作業にも追われます.
これが湯シャン後→
- 髪をお湯で洗う
終了ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
俺はガス代も水道代も減りました.
時短効果もあって自分の時間が増えた
先ほどの長い長いシャンプーの工程を見た方はもうお分かりですよね.
シャワーを浴びる時間は圧倒的に短くなりました.
それでけではありません.
- シャンプーを買いに行く時間
- シャンプーを選ぶ時間
- シャンプーをボトルに詰め替える時間
などなど・・・
シャンプーにまつわるいろんな時間がゼロになります.
俺は肌断食もしているので,化粧水をはたいたりする時間も一切かかっていません.
シャンプーをしていた頃には気づけなかった
「当たり前に奪われていた時間」を取り戻す
ことができ,その時間を自分のしたいことに使えるようになりました.